Kyulux、最高財務責任者 (CFO)に柳 志明(Jimyeong Yu)を任命

 株式会社Kyulux(本社:福岡県福岡市)は、2024年7月1日付けで柳 志明(英名:Jimyeong Yu)を経営チームに加え、最高財務責任者(CFO)に任命したことをお知らせいたします。

柳 志明は、KyuluxのCFOとして調達活動をはじめとする財務経理業務を統括するとともに、経営チームの一員として、将来にわたる事業計画の策定・実現を推進して参ります。

柳は東京大学で材料科学の修士号を取得後、JPモルガンの投資銀行部門にて電機メーカーを中心にM&Aや資金調達のアドバイザリー業務を経験後、2017年にスタートアップ企業であるHandii Inc.(現株式会社ペイルド)を設立し、6年超に亘って代表取締役社長兼CEOを務め、クラウド型法人決済サービス ”paild(ペイルド)” を開発しました。また、2021年には一般社団法人Fintech協会の理事に、2022年には同協会の常務理事に就任しています。

Kyuluxは、柳の金融業界での豊富な経験とスタートアップを成功に導いた経営手腕が当社の運営に大きく貢献すると確信しております。

Kyulux CEO 中野 伸之のコメント

「柳 志明氏をチームに迎え入れる喜びを皆さんと共有したいと思います。柳氏は、Kyuluxの成功と継続的な発展を支えるために必要な資質と大いなる意欲を備えており、Kyuluxが目指すTADFおよびHyperfluorescence™の事業化、そして更なる成長に多大な貢献をして頂ける人材です。」

CFO 柳 志明のコメント

「この度、KyuluxのCFOに任命いただいたことを嬉しく思います。
学生時代に取り組んだ材料研究において、量子化学計算に基づく物性予測による実験の効率化を自分自身トライしたものの、実現できないまま研究を諦めてしまったことを心残りに思っていました。それから十数年が経ち、Kyuluxで量子化学計算やデータ分析を活用した高度な有機EL材料研究開発が行われていることを目の当たりにし、衝撃を受けたのがこの仕事を引き受ける決め手となりました。また、Kyuluxは、世界に先駆けた第4世代の有機EL発光技術:Hyperfluorescence™の開発に留まらず、これまでに蓄積した実験データと量子化学計算、及びAIを活用したMIプラットフォーム“Kyumatic™”をさらに発展させることにより、有機材料分野における無限の可能性を有していると考えています。

これまでの投資銀行や、スタートアップでのCEOなどの経験を活かし、Kyuluxが有機EL材料における世界的なリーダーとなる挑戦に、私も人生をかけて臨みます。
どうぞよろしくお願いします。」

柳 志明は、2023年9月に早すぎる死を迎えた水口 啓に代わりKyuluxのCFOに就任します。Kyuluxは故人の生前の功績を称え心から感謝の意を表すとともに、柳のKyuluxでの活躍と成功を願っています。

Kyuluxについて

2015年に設立された株式会社Kyuluxは、有機ELディスプレイや照明に用いる次世代材料を開発および販売しています。九州大学およびハーバード大学からライセンスを得た技術を基に、Kyuluxでは“レアメタルに頼ることなく”、コストパフォーマンスに優れた、長寿命かつ高純度の発色、更には高効率な発光すべてを実現するHyperfluorescence™/TADF発光技術を開発しています。

URL:https://www.kyulux.com/
お問い合わせ先:info@kyulux.com